IT Infra

ITインフラ業界について

ITインフラとは

一般的にインフラと呼ばれるものには、道路や鉄道などの交通網、水道や電気、ガスなどのいわゆるライフラインと呼ばれる生活に欠かせないものなどがあり、これらを含めた社会基盤のことを意味します。

現在は、生活に欠かせなくなったインターネットもインフラの一部という位置づけになり、ITインフラとは、PCやスマートフォンなどのクライアント端末、WEBやメールなどのサービス提供するサーバ、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器で構成されています。また、これらのハードウェアだけでなく、OS(Windows・Linux・UNIX)やアプリケーション、ミドルウェアもITインフラの一部です。

ITインフラ事業は、社会基盤の整備と同様に、実際に土台(ITインフラ)を利用するメールサーバやウェブサーバといった、さまざまなアプリケーションやソフトウェアがいつでも快適に利用できるような環境を整えることが目的となります。

アイエスエフネットのお仕事とは

ITインフラを道路にたとえて説明をすると、私たちの仕事は、道路を設計することから始まり、その道路を長く利用するために、運用や保守などもお任せいただいています。

道路が完成すれば終わりではなく、改善点があれば修復し、古くなればバージョンアップするなど、快適なネットワーク環境を維持するために、その重要性はますます大きくなっています。

道路の設計の際に、どこに信号機を作ると安全か?横断歩道は必要か?など、どうしたら確実で安全な基盤を準備することができるか考慮し、想定されるさまざまな危険から回避することが必要です。ネットワークを設計、構築する際も同じように、ネットワークをどこからどこにつなげるか?どれぐらいの交通量になるか?リスクはどこで発生するか?などを考慮し設計、設計書に基づき構築していきます。不正アクセスを防御したり、情報漏えいの対策をするなどセキュリティへの配慮も重要です。

道路が完成したら、実際に車や歩行者が利用します。想定していた交通量か監視したり、歩行者をより安全に守るための工事をしたり、道路状態が悪くなれば修繕も行います。また、通行止めになったときには迂回路が必要となります。

アイエスエフネットでは、構築されたネットワークが正常に稼動しているかの監視業務、「ネットワークがつながらない!」などの問い合わせを受けるコールセンターやヘルプデスク業務、エンジニアが現地へ駆けつけて、物理的に障害を解決するオンサイトでの保守業務、よりよいネットワーク環境を実現するためのネットワーク機器販売などがあり、業務範囲は多岐にわたります。これらの対応を、海外拠点を含めて、日本全国の拠点で対応しています。

ITインフラの今後

最近、当たり前になった「クラウド」や「IoT」という言葉に象徴されるように ネットワークはさまざまな目的や方法で使われるようになっています。

今までのようにPCだけでなく、スマートフォンやIT家電の普及に伴って、あらゆる端末からさまざまな経路でデータにアクセスできるようになった現在は、道路の交通量が拡大するとともに、道路上を自動車やバイクだけでなく、自転車やドローン、セグウェイなど 今まで道路を走ることがなかった乗り物が走っているような状態です。

この多様化するユーザーにあわせて、渋滞しないように車線・標識の整備など、便利さを保ちつつ、安全を確保するための対応が求められます。

ITインフラ事業は常に新しい技術の進化に伴い、変化・発展をしていくビジネスです。